目の前にあるものは常に変化している
今回は「変化」のお話です。
変化がどのように起こるかは、自分の行動によって変わります。
変化には、
- 周りが変わり、本人が変わらなければいけない状況になる
- 本人が自分から自発的に変わる
という2つが存在します。
周りが変わる事による変化とは
私たちがいる世界(第3密度)の思考を持っている場合に起こる変化です。
出来事が起こるのを待っている状態、受け身の姿勢のときの多く体験します。
例えば、
自分の思い通りにならない状況が起こり、それに対して悩む。
これが受け身のときに起こる変化のサインです。
結果的にはその「思い通りでない出来事」「不測の事態」を何とか回避するために行動し、自ら変化ができますが・・・
必要以上に疲れる変化です。
本人が自発的に変化するとは
先ほどとは逆で、自分から変化を起こします。
出来事を自ら起こしている状態、自発的な姿勢で世界と向き合っている状態です。
例えば、
自分の思い通りになる状況を創り、それに満足する。
これが自発的な姿勢のときに起こる変化のサインです。
ここからが大切なポイントです。
私たちは「思い通り」の状況を目の前にすると「満足」という状態になります。
満足に浸り続けてしまうと、変化のサインを先送りにしてしまい、自発的な変化がそこで止めてしまうのです。
自発的な姿勢を崩さない第4密度の思考
「思い通り」の状況を目の前にしたら、ちょっとした余韻を味わった後に「更なる満足」を創造するように行動します。
これは私たちの次の段階、ハイヤーセルフがいる第4密度的な思考です。
第4密度の存在たちは、自分の出来ること(好きなこと)しかしません。
自分で出来ないこと(したくないこと)は他の存在の出来ること(好きなこと)となるのでこのような関係が成立しています。
これを私は『幸せの上に積み重ねる幸せ』と呼んでいます。
ただ、私たち第3密度の思考は2極性なので、幸せの上に幸せを積み重ねることは難しいです。ですから、この第4密度の考え方をこのように理解します。
幸せの上に、ほんの少しの不幸があってその上に、幸せを乗せる。
しっかりと2極性を持たせた考え方なので出来そうな気がしてくると思います。
不幸はほんの少しで良いのがポイントです。
例えば、
今、お寿司をお腹いっぱい食べて大満足の状態です。
ここに幸せを更に乗せていくにはどうしたら良いでしょうか?
「この後、数時間したらお腹が空くかな・・・」
ちょっと先の未来の、ほんの少しの心配事(不幸)に目を向け、その後自発的な姿勢で行動します。
すると、
「よし、お土産のお寿司買って行こう!」
という更なる幸せを創造することができるというわけです。
第4密度に向かう速度を速めるために
どんなことをしていても第4密度に向かいます。
しかし、向かっていく速度は遅くなったり、速くなったりと、変化しています。
もし、第4密度へのアセンションを早めたいと思っているなら、目の前の物事に対して自発的な姿勢で「幸せの上に、ほんの少しの不幸があってその上に、幸せを乗せる」という思考を繰り返し、学ぶことです。
自発的な感覚が弱いと感じたら、今から自分なりの変化を自分なりに起こしてみましょう。