【エンパス・逆エンパスとは】違いと注意点 | スピリチュアル解説

エンパスと逆エンパス 違いと注意点

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

今回は「エンパスと逆エンパス」について解説します。

スピリチュアルな情報を集めていると、「エンパス(empath)」と「逆エンパス」という言葉を見聞きすることがあります。

「エンパスと逆エンパスとはいったい何か、そしてどのような違いがあるのか」

私のチャネリングで得た情報をまとめました。

エンパスとは

エンパスとは、エネルギーを読み取るのが上手な人のことです。

私は『全てのエネルギーを自然に読み取ることができる』という才能と捉えています。

エンパスは生まれ持っての才能です。

両親、親せき、学校の先生、友達やペットなどの動物、植物、目に見えないもの(空間)などから、当たり前のようにエネルギーを読み取って生活しています。

読み取ることが当たり前なので、エンパス本人が「自分はエンパスである」と気づく機会は子どもの頃には多くありません。

成長して視野の広くなった大人になり「他人より自分の方が何かを気にする機会が多い」と気づいたときに、エンパスだと自覚する機会がやって来ます。

逆エンパスとは

逆エンパスも、エンパスと同様に「全てのエネルギーを自然に読み取ることができる才能」です。

エンパスと同様に生まれ持った才能で、本人が逆エンパスだと自覚する機会は成長して大人になり、視野が広くなったときにやって来ます。

エンパスと逆エンパスの違い

エンパスも逆エンパスも同じ才能ですが、その才能の利用の仕方に違いがあります。

エンパス

才能によって受け止めたエネルギーを利用して、自分以外の周囲を優先しようとする。
(自分、自己表現を抑える)

逆エンパス

才能によって受け止めたエネルギーを利用して、自己表現をする。

半ば強引に自分の考え、行動を推し進める傾向が強い。
(自分以外を優先しない)

2つの才能の違いは極の違い

この違いを生み出しているのが「推し通す力・受け止める力」という2極性です。

逆エンパスの「推し通す力・推し進める意識」が強すぎると、頑固者、空気が読めない人と周囲に思われます。ですから、逆エンパスの方は知らず知らずのうちにプレッシャーを与えたり、距離をとられる傾向が出てくるというわけです。

一方、エンパスの「受け止める力・尊重する意識」が強すぎると、優柔不断、大人しい人と周囲に思われます。ですから、エンパスの方は思うままに行動できずにストレスを抱え、発散することもなく自分自身を攻めてしまう傾向が出てきます。

注意すべきこと

地球では、「ある・ない」「右・左」「良い・悪い」などの2つの相対するものを利用しています。

「エンパス」というものができれば、その逆の「“逆”エンパス」というものが自然に生まれます。

しかしながら、その2つの才能自体に差異はなく、男性性と女性性のどちらが優位な状態かという点に違いがあり、その後の行動に違いが出るだけです。

エンパスまたは逆エンパスのどちらかの方が良い・素晴らしい・優れているなどということはありません。

エンパスと逆エンパスを言い訳にしない!

「私はエンパスだから○○してもいい」「私は逆エンパスだから△△ができなくてもいい」などと考えると、その人の「今」から目をそらしていることになります。

エンパスも逆エンパスも、転生の時に決めてきた才能の1つです。

「私はエンパスなのか?逆エンパスなのか?」という自問は「自分が一体何者なのか?」という才能を知るきっかけになります。

既にご自分がどちらかだと気づいている方は「エンパスの私にできることは?」や「逆エンパスの私にできることは?」と考えてみてください。

あなたにしか出来ないことが必ず見つかります。

これからの新しい使い方

最後にエンパス、逆エンパスの皆さんが進む方向についてです。

実は、既にエンパス“だった”」「逆エンパス“だった”という人たちがいます。

このような方々は、エンパス、逆エンパスを辞めたわけではありません。「推し通す力・受け止める力」がバランスの取れた状態になっている方々です。

「全てのエネルギーを読み取ることが自然にできる才能」を利用して状況を把握し、適度に推し進め、適度に受け止めることが出来るようになっています。

今後は、このようなエンパスと逆エンパスの両方を上手に使いこなし「全てのエネルギーを読み取ることが自然にできる才能」をフル活用した人たちが様々な場面で活躍することになることでしょう。

あえてここではバランスのとれた皆さんの名称は付けません。

付けてしまうと二極性によってまた“逆”が生み出されてしまうからです。