【ヒーローの倫理】救助の選択と責任┃スピリチュアルメッセージ

ヒーローの倫理 救助の選択と責任

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

今回は、正義感や焦燥感などの地球人が体験する感覚と、その意味についてシリウスのハモンから受け取ったスピリチュアルメッセージをご紹介します。

極端な正義感や焦燥感に注意

シリウスのハモンのスピリチュアルメッセージ

「良い・悪い」と言われる『2極』を行ったり来たり。

自動車で言うなら、2車線道路で、右へ左へと車線変更しているような方がいます。

とても忙しく車線変更するのはなぜでしょうか?

それは「隣の車線の方が順調に流れているように見えるから」で、実に単純な理由です。隣の芝は青く見えているのです。

自分と他との比較によって生み出されるものが、焦燥感、焦る気持ちです。


そしてもう一つ「こちらの車線の方が順調なんだ!」と意固地になって、周囲から車線変更に関する提案が出ていても聞く耳を持たない方もいます。

自分の速度で自分の選んだ車線を進むことは「自分らしさ」「あなたの生きる意味」を表現する一つの方法ですので、とても大切ではあります。しかし、自分らしさもまた、極端な状態を生み出す源になるのです。

傍から見たときに極端に見える自分らしさから生み出されるものが、正義感。

自分の道が何よりも誰よりも正しいという気持ちです。


焦燥感も正義感も抱いてはいけないということではありません。

極端に捉える癖が強く出ている方は、すぐに「じゃあ正解?じゃあ不正解?」という具合に頭の中で考えてしまいますが、私が伝えたいのはバランスです。

あるときは「隣の車線の方が順調である」と感じて車線を変更するあなた。
あるときは「こちらの車線の方が順調である」と感じて車線を変更しないあなた。

時と場合によって自由に選んで欲しいのです。

「これでは、一貫性が無いじゃないか?」

このように思った方は、もっと広く俯瞰をしてみてください。

必ず一貫性が見えてきます。この一貫性が「統合の意識」なのです。

スーパーヒーローは勝手に助けない

シリウスのハモンのスピリチュアルメッセージ

皆さんはスーパーヒーローに憧れますか?

今回はスーパーヒーローの視点について宇宙人がお伝えします。


池に落ちてしまったボールを拾おうとした男の子が誤って池に落ちて溺れている!!

そこに颯爽と現れるスーパーヒーロー!

あっという間に池に落ちてしまった男の子とボールを抱えて安全な場所へ・・・

「ありがとう!スーパーヒーロー!!あなたは命の恩人だ!!」


これはありきたりなお話ですが、このような場面でスーパーヒーローは登場するのです。

溺れてしまった男の子とスーパーヒーローはお互いに求め合っていることがお判りでしょうか?

スーパーヒーローは勝手に助けたりしないのです。空の上から「あの人は困っているな」と自身の判断だけで助けたりしていません。


先程の溺れた男の子の場合は、男の子は溺れながら「助けて!」と生きようとする意思表示をしました。その意思表示をスーパーヒーローは受け取って「助ける(救助する)」という行動に移っているのです。


皆さんが「助けよう!何とかしなきゃ!」と感じて行動している対象は「助けて!」とちゃんと意思表示じているでしょうか?

一方的な介入は「やってあげている」という感覚を生み出し、スーパーヒーローらしからぬ行動をとってしまうのです。

どのような行動かはご想像にお任せしますが、一方的な介入は2極性の古い概念の部分にあるものです。しっかりとお互いの認識を合わせて行動をしてください。

そうすればあなたが現代のスーパーヒーローです。

おわりに

ここから再びスピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

シリウスのハモンからのメッセージはいかがでしたでしょうか?

彼らしいユルユルなお話でしたが、統合を意識するために必要な要点はしっかりと抑えられています。

宇宙存在たちが人類に行っていた「介入と支援の歴史」は、2つ目のお話のスーパーヒーローが勝手に人類を助けていた介入の時代、人類が「何とかして!」と助けを求めたときに助け(ヒント)がやって来るのが支援の時代と解釈できます。

私たちに必要なのは「助けが必要な人に手を差し伸べること」で、自分の価値観で助けるということではありません。