【呪いの仕組み】かけても かけても解決しない |スピリチュアル

呪い かけても かけても解決しない

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

呪いをかけるという行為は「解決」という収束感、スッキリ感を得ることはなく、常に不安と共存してより強力な呪いを求めるようになります。

今回は「呪いでは解決しない仕組み」についてお話したいと思います。

呪いが生み出すもの

人間は「ある・ない」「好き・嫌い」「右・左」などの2極性の物質社会にいますから、目の前にある物質(他人も含む)と比較をする癖があります。

これは今に始まったことではありません。

そのため、どの時代にも他との比較によって妬み嫉みが生み出されていて、そこから自然に「足を引っ張ったり」「蹴落としたり」という意識が「呪い」という概念を生み出します。


昔からので、ある先人の知恵のようなものにも見える「呪い」ですが・・・

私はおすすめしません。

呪いは自分にかかる

人を呪わば穴二つ

正にこの通りで、自分が見えているもの全て「自分の写し鏡」ですから、自分の呪いによって何らかのひどい目に合う人がいたら、それは自分に対してひどいことをしていることになります。

呪いを創造すると、自分にもかかってくるのです。

そして更にこの呪いを打ち消すための呪いを創造し、また呪いが創造されるという終わりのないサイクルに入っていきます。

呪いを抜け出すには

呪いに頼る皆さんの心の状態は非常に不安定です。

そのため、「不安定である」と自身で知ることで、変容することができます。

心の不安定の始まり

誰かを大嫌いだと思った瞬間に心が不安定になります。

地球という2極の世界で「大嫌い」というのはとても極端な状態です。

そして、私たちは統合する方向に向かっていますから、極端な状態は安定しないようになっています。

ですから、極端な意識を持ち続けるとずっと不安定な状態でいることになります。

自分の心を整理する

なぜ大嫌いだと思ってしまうのか?

この問いかけを自分自身に行います。

感情に飲まれないようにして、丁寧に自分の心を見ていきましょう。

「だって・・・」
「でも・・・」

という心を見ることを止めさせる言葉が出てくることがあるので、そのような言葉が出てきても止めずに、見られるところまで見てください。

心を安定させるには

自分自身を安定させたいと思うなら、目の前にある物質(他人も含む)と比較をする回数を減らすことです。

減らすだけでも、自分の意識が変化していくことが分かります。

例えば、ちょっとした変化に気づくようになります。もちろんポジティブな変化です。

「ご飯が美味しい」「青空が綺麗」「風が気持ち良い」というような、いつもの生活の中の「幸せ」に気づくことができるようになります。

これが幸せを創造するということです。

始めにお伝えしましたが、今まで呪いを利用していたからといっても「手遅れ」ということはありません。

呪いは不安定を創造することを知り、変わりたいと思えばどの時点でも変われます。

他人の力を利用する方法も

自分を知るためには、自分を注意深く見れば良いのですが、方法が分からなかったり、難しいと感じたりするなら、個人セッションなどでカウンセラーに相談してみるという選択もあります。

私も有料となりますが「スピリチュアルカウンセリング」を実施しております。