エナジーバンパイアと人間の世界
判断を多用している人間
人は判断をして生活しています。
例えば、スーパーのチラシで「どの商品がお買い得か?」という金銭的な「高い・安い」という判断をします。仕事で「飛行機と新幹線のどちらを利用するか?」という状況では、金銭的な判断に加え、移動時間の「長い・短い」を判断し、自分の快適な状態を創り出そうとします。
判断することは人の生活では切っても切り離せない行動ですが、それは「ある・ない」「光・闇」「良い・悪い」という2極性を利用したものだということを忘れてはいけません。
今の世の中は判断を多用していて、俯瞰をした「平等」というものの見方ができなくなっています。
子どもの頃に大人から言われたことがありませんか?
「相手の気持ちになって考えてみなさい」と。
自分が良いと思ったものだけを「良いもの」として判断し、それにそぐわない相手やものを「悪いもの」として判断してしまう方が多くいます。そのような情報も溢れています。
スピリチュアルな世界では「私(たち)は統合を目指す!」と話す方がいる一方で、自分の視点から「良い、悪い」を判断し、統合とは逆の「分離した状態」を続けるための行動をする方が大変多くいます。
世の中に出回っている情報を改めて見直してみてください。
1つの視点からしか語られていないということに気づきますか?
分離を創り出す言葉「エナジーバンパイア」
スピリチュアルで頻繁に使われる言葉に、「エナジーバンパイア」というものがあります。
「○○さんがエナジーバンパイアで、私はエネルギーを吸われて具合が悪くなった」などと使われる言葉です。
この言葉に違和感を感じたことはありませんか?
人間はエネルギーを「吸い取られた・吸い取った」という器用なことはできません。人間の高次の存在(ハイヤーセルフ)でさえ、エネルギーを吸い取られたり、吸い取ったりすることはできません。
なぜなら、人間もハイヤーセルフも統合を目指しているので、そのような分離状態を促す機能は身体に備わっていないのです。備わっているのは「共有する」ということです。
「エナジーバンパイア」という言葉は、分離した状態を創り出すための言葉なのです。
それでも、「エネルギーを取られた、取った」という感覚がある方は、ご自分が判断している状態であると気づいてください。
なぜ自分はそう思ったのかを深く考えてください。
全て、自分自身で感じて、創り出していることなのです。
更に記事は続きます。
