【分裂を招く自己中心的スピリチュアル】真の統合を阻む行動

スピリチュアルな分離の罠

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

エナジーバンバイアの続編となるスピリチュアル解説です。

前回の記事はこちらです。

【エナジーバンパイアの真実】二極性の迷宮を抜け出し、真の統合へ

エナジーバンパイアという「2極性のある表現」を使い続けていくと後々何が起こるのかをスピリチュアル解説します。

スピリチュアルの本質は「探究」

物質社会では、自己利益を追求した「判断」の世界が広がっています。

その中で何らかの疑問や違和感を覚えた人が「相手の気持ち」について考え始め、「判断」を手放した先にある「受け入れ」を始めます。

この様々な視点で一つの物事を考察し、探求するようになっていくという状態がスピリチュアルの始まりです。

アセンデッドマスターとなっているブッダやキリスト、アマテラスたちも漏れなく相手の気持ちを尊重しつつ自分の視点も持ち続けたスピリチュアルを実践した方たちです。

昨今のスピリチュアルカウンセリングや講座、セミナー、ブログなどの情報提供であっても、前述した相手の気持ちを考えながら、判断を手放した先にある「受け入れ」というものの中でサービスを提供しする必要がありますし、そのようなスピリチュアルを探す必要があります。

統合ではなく分離を招くNG行動

スピリチュアルの世界で活動している皆さんのブログやSNSを見聞きすると、ビックリするほど2極性ガッツリの判断に埋め尽くされた、自己利益を追求したスピリチュアルを展開しているものが多くあります。

自己利益というのはお金だけでなく、地位や名誉などを欲している方も含まれます。

例えば、『自分を支持する人たちを仲間、それ以外は敵で結界やバリアなどを張るべき』と主張することは自己利益と言えます。

この自己利益によって生み出されているキーワード(結界、バリアなど)は「分離した状態」を創り出し、自ら統合から離れる行動をしているのです。

自分自身の判断によって特定のものを絶賛し、それ以外のものを否定している内容も、統合から離れるたのめ自己利益の追求です。

ただ、そのような情報発信をしている皆さんが、意図的に統合から離れて分離を創り出そうとしているとは限りません。

結界やバリアという言葉が分離を生み出すということを理解していない場合も多くあり、無自覚のうちに分離を促す情報発信している方も多いのです。

情報を受け取る側が考える

情報発信元に無自覚な方がいる以上、私がどれだけ伝えても、その方々はご自分の発信している情報が何を促しているのか気づきません。

ですから、情報の受け取り手となっている皆さんが考える必要があります。もちろん今読んで頂いている私のブログも考える対象として下さい。

情報を見聞きした時に前述した

相手の気持ちを尊重しつつ自分の視点がしっかり盛り込まれているか?

と、ご自身で考えてみてください。

人それぞれ答えは違いますが、Tomokatsuのブログは「『相手の気持ちを尊重しつつ自分の視点』で書かれている」と評価していただけて頂けたら何より嬉しいです。

もう1つの大切なポイント「意思」

ここまで相手の気持ちを考え続ける事が大切だと伝えていましたが、そればかりを気にし続けるのも極端です。情報発信が怖くなる方もいるかもしれません。

相手の気持ちを気にし続けると、情報発信をしたくてもできなくなってしまうのです。

ではどうすればいいのかというと、「相手の気持ちを尊重する」にもう1つ加えてください。

自分の意思」を入れます。

「これだけは伝えておきたい」という自らの意思がないとしっかりと情報発信はできません。

もし相手の気持ちを気にし過ぎて情報発信できない状況になっていたら、このように自分に問いかけてください。

私が伝えたいことは何だったのか?

この問いかけに引っ掛かってくるキーワードが「自分の意思」です。

「自分の意思」と「相手の気持ち」のバランス

ここまでお読みになって、お気づきの方もいると思いますが、自分の意思が強ければ強いほど自己利益を追求します。

判断に埋め尽くされたスピリチュアルを展開している皆さんは、自分の意思がとても強いのです。

例えば、ブログで自分の意思を長文で主張し続ける内容は、読み手の気持ち(相手の気持ち)に目が向いていないように見えます。

何かの注意喚起するのなら、その注意喚起で読み手の方が「どう思うか?どう受け取るか?」という点について考えながら文章を構成し、誤解の生まれないように書かなければなりません。

自分の意思を主張し続けるブログの読者の中に、自分の意思を主張する方がいると、さらに分離した状態が創られていきます。

「エナジーバンパイア」や「悪いエネルギー」などという言葉を使い、「取った、取られた、具合が悪くなった」などと主張し始めるのです。

何事もバランスです。

自分の意思も主張しつつ、相手を大切にする気持ちも織り交ぜる工夫が必要です。

天秤