スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。
あなたはスピリチュアル情報をどれだけ取り入れているでしょうか?
私もスピリチュアル情報をお伝えしている一人ではありますが、情報過多になっている方が多いと感じています。
スピリチュアル情報過多から抜け出し、見極める力をつける方法をお伝えします。
スピリチュアル情報過多に気づく
情報過多は満員電車
まずはスピリチュアルという枠組みを取り払い、「情報過多」という状態について見ていきましょう。
情報は物事を広く捉えるために大切なものですから、人間は自然に情報を欲します。しかし、その情報量が多くなり過ぎると逆に情報によって窮屈な状態になります。
これが「情報過多」という状態です。
電車に乗っているイメージをしてください。
乗客も少なく座席も空いていてゆったりと出来る車内では、電車の中の広告や人間を観察したり、行き先のことを考えたり、スマホを触ったり、余裕のある状態でいることができます。
これが「情報を、物事を広く捉えるために利用している状態」です。
一方、満員電車ではどうでしょうか?
何かを見たり考えたりする余裕がなく、ただ目的の駅に着くまで耐える状態になっているでしょう。
自分ができることが制限され、窮屈過ぎて気分が悪くなる方もでてきます。
このような「車内の混雑具合」が、自分が取り入れている情報量なのです。
とにかくたくさんの情報を取り入れていると良いような気がするかもしれませんが、ただ取り入れているだけだとあっという間に満員状態になって窮屈になり、「情報を取り入れて物事を広く捉える」という目的が全く達成できなくなるのです。
スピリチュアル情報過多から抜け出す方法
まずは応急措置
応急処置としては、まず 情報を取り入れ過ぎている元栓を閉めましょう。
とは言っても「興味があるものを止めなさい」ということではありません。いきなり全ての情報を遮断するというのは、結局のところ無理して我慢して作る極端な結果を招きます。
普段見ているテレビやラジオ、新聞、ネットからの情報の妥協できる元栓を締める感覚です。
情報を分析して意味を理解する
応急処置を施すことで少しだけ考える余地ができるので、その余地を利用して情報を分析します。
分析というのは、
Aさんが伝えている情報とBさんやCさんの情報の共通点や異なる点を見つける
ということです。
人で例えましたが、Aさんを本や思想、宗教などに置き換えても同じように分析することができます。
そして分析を続けます。
「なぜ共通する、または、異なっていると自分が感じたのか」を自分で考える
ここまで分析できるようになると、窮屈だった電車が余裕のある車内になっています。
色々なスピリチュアルな用語や概念が結びつき「愛」や「生きる」という用語の根本的な意味に気づくでしょう。
このような分析を繰り返すことで「この情報は正解・不正解、意味がある・意味がない」などという2極性の理解から「全て意味がある」というジャッジ(判断)をしないようになっていきます。
結果や結論を急がない
実際のところ、分析をしっかりしている人はあまり情報を必要としなくなるので、積極的に取り入れようとしない傾向があります。
自分に必要な情報が見極められるようになっているのです。
しかしながら、その結果を急いではいけません。
見極めずにセッションを受けたりスピリチュアルブログや本を読んでいる状態から、一気に見極められるようになるのは非常に困難です。
見極められている状態は自然に起こります。
「情報を単純に遮断したから起こるということではない」ということを忘れないでください。
見極める力がつくことで、セッションや講座を受けてつらい思いをしたり、ストレスを感じたり、スピリチュアルなブログや本を読んでその情報に慌てたりすることがなくなります。