【統合へ道】競争を超えた先に待つもの┃スピリチュアル解説

スピリチュアルな調和

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

ブログで何度もテーマとして取り上げている「統合」ですが、まだまだ「統合するぞ!」と意気込んでいる方が多いようです。

その様に意気込んでも良いのですが、個人で感じられる統合は、せいぜい「苛立ちを感じていた特定の人物や物事が気にならなくなる」程度です。

統合へのスタートラインを探す

個人レベルでの統合は、「苛立ちを感じていた特定の人物や物事が気にならなくなる」程度と述べました。

それは、「自分の足を引っ張る人を気にならなくなる」というようなちょっとした変化です。

「統合だ!」と意気込んでいる方の統合のイメージとは大きくかけ離れていると思います。

統合という状態は、2極性(善悪、敵味方、上下、高低など)の両方を受け入れた先にあります。

味方や敵、上級や低級、高次や低次などの判断をしている限り、統合を体験することはありません。

そして、人類の次のステップは統合することではありません。

人類全体で『統合でも世界は成立するということ』を理解すること」です。

統合に向かって活動するのは、ハイヤーセルフ(第4密度)です。

現在の人類(私たち)は第3密度であり、第4密度のあなたの状態になったときに、実際に統合に向かって活動します。

人類が今できること

人類は、統合することも統合への活動をする必要はありません。

例え統合に向かおうとしても、「統合したような気分になる」程度です。

では、人類が今できることは何でしょうか?

それは、自分自身を俯瞰して2極性のどちらも受け入れる準備をすることです。


例えば、自分の活動の足を引っ張る人(Aさん)がいるとしましょう。

そのようなときは、まずはじめに、そう感じている自分を俯瞰します。

すると、足を引っ張られていると感じているのは自分であり、Aさんを「足を引っ張っている人」だと決めたのも自分だと気づきます。

そして、なぜ自分がそう決めたのかという理由がわかります。

多くの場合、自分とAさんの利害が一致していないことが理由です。

  • あなたは品質重視で丁寧に仕事をしたい
  • Aさんはスピード重視で仕事をしたい

などがその例です。


俯瞰をすると「相手の思い」も見えるようになります。

その結果、Aさんはあなたの足を引っ張りたいから活動をしているのではなく、単にAさんの思いで活動していただけで、「あなたの足を引っ張っていない」と気づくことができます。


ここまで俯瞰したとしても、残念ながら敵・味方、善・悪など2極の考え方があなたの中にある限り、あなたの前には次から次へと「足を引っ張る敵」は現れます。

「足を引っ張る」と思いつくこと自体、2極があなたの中にあるということを示しています。

いつも俯瞰するクセをつけていると、そのようなことは思いつかなくなり、敵も味方もない快適な生き方ができるようになります。


「俯瞰する方法」を多くの方が模索していると思いますが、俯瞰は自分の内面を見ることと同意と扱ってみてください。

そのように捉えると、自分自身でクリアリングや瞑想をすることで俯瞰ができると気づくでしょう。

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