お盆は家族が集うイベント

今年もお盆シーズンがやってきます。
準備を進めている方も多いのではないでしょうか。
私は「お盆は家族の繋がりを確認するイベント」と捉えています。
生きている家族はLINEやFacebookなどで繋がって普段からやり取りをしている方が多いと思いますが、「お盆」というイベント期間では生き死に関係なく家族の繋がりを確認します。
「他界された方と繋がる機会」と言うと、何やら背筋がゾッとする方もいるかもしれませんが(笑)、このブログを最後まで読めばゾッとする感じはどこかに行って、ホッとする感じが得られると思います。
「ご先祖様」はどこから来るのか
ではまず、お盆に迎える「ご先祖様」はどこから来ると思いますか?
それは「生きている家族の創造」からやってきます。
つまり思い出からご先祖様はやってくるということです。
お盆に行う様々な催しは「他界した方を思い出すための儀式」として生きている家族が思い出を語るきっかけなのです。
以前、お盆についてTwitterで呟きました。
魂は迷うことなく元いた場所である「グループソウル」に帰ります。
そして、今生体験したことをグループソウルに溶かす作業(私は「清算」と呼んでいて、大体1年くらいかかる作業です)を行った後、次の転生の準備やグループソウルからのサポートを行うようになるのです。
魂自体は、1年もすれば他界した方の面影はすっかりなくなってしまうということです。
もし仮にグループソウルの魂を呼びよせることができたとしても、特徴が無くなった魂なっているので、「あれ?おじいちゃんてこんな感じだったっけ?」という具合になることでしょう。
思い出の中にいる元気なご先祖様
お盆は直接魂を呼びよせるのではなく「生きている家族の創造」から呼び寄せています。
そのため、お盆に感じられるご先祖様は、病に倒れて寝たきりになってしまった姿ではなく、病に倒れる前の遺影に写る姿やもっと若い頃の思い出から創造されていきます。
ご先祖様についてポジティブな話題で語らい、笑い合いながら盛り上げていくことが大切なのです。
ご先祖様の姿の違い
家族であっても、ご先祖様に対する思い出には違いがあります。
お盆に「結婚に反対した、亡くなった父親」という創造をした娘さんがいたとします。
その反対された話を家族に話した時、母親が「結婚に反対する父親」に映ってしまった理由を伝えると、娘さんは父親に対する考え方を改め、生前の父親の優しさに気づいて改めて手を合わせて感謝することがあるかもしれません。
これはドラマのような作り話ですが、お盆はネガティブに映ってしまっているご先祖様の思い出を改める機会にもなります。
一方でポジティブ過ぎる思い出(伝説のように語られる出来事)にもしっかりと作用して、人間らしい側面にも気づく機会になります。
楽しかった思い出をたくさん語ってください
近い存在であれば、思い出はたくさんあると思います。
その思い出の中にある楽しいと思えるエピソードを語ってみてください。
「ない!」なんて思わずに、何か一つはあるはずですから(笑)
語ることによって、過去にあったことを楽しい思い出に変換していくことができます。