
スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。
報復は、やられたことを返したくなる衝動として現れます。
けれど実際には、返せば返すほど、気持ちが軽くなるどころか、関係や空気が硬くなっていくことも少なくありません。
今回は、キリストのチャネリングメッセージを通して報復について考え、終わらせるために必要なことをまとめました。
アセンデッドマスター・キリストのチャネリングメッセージ
報復とは、ある事象の反射です。
それはどこまでも反射を繰り返し、どちらかが反射できなくなるまで、終わることはありません。
しかし、反射できなくなるということはあるのでしょうか。
1人の人生であれば、生命が尽きて、それが実現するでしょう。
ですが、人ではなく、歴史、慣習、道として記されたものは、今もなお反射し続けています。
心や記憶に刻まれたものは、永遠に残るのです。
それらをすべて取り除く方法はありません。
人が望む反射できなくなるという状況は、実現できないのです。
では報復は終わらないのか。
終わらせることはできます。
反射をやめるのです。
ピタリとやめるのではなく、同程度の力で押し返して打ち消す感覚です。
それは相手の望んでいる結果とは違うものであり、相手に負けるということではありません。
もしそこで負けた気がするならば、それは自分に負けているのです。
感情ではなく仕組みとして捉える
キリストからのメッセージを読み解くと、報復を感情ではなく仕組みとして捉えることの大切さがわかります。
反射とは、相手から来たものを同じ形で返すことです。
さらに言えば、相手から受け取った力に対して、反対向きに同程度、時にそれ以上の力を加えて押し返すことです。
返せば返すほど、相手もまた返しやすくなります。
だから連鎖は、片方が力尽きるまで続きます。
ここで印象的なのは、反射できなくなる状況は基本的に人が望んでも作れないという点です。
個人の人生が終われば一区切りがつくことはあります。
しかし、歴史や慣習として刻まれたものは、記憶の器を変えながら残り続けます。
SNSなどの情報メディアは本人亡き後も残り続け、遺言のようにそこに在り続けます。
つまり、一区切りついたと思っても、どこかで再燃するリスクが「勝って終わらせる」という発想にはあります。
結果として、報復の終わりを遠ざけます。
では、どう終わらせるのか。
そしてキリストは、終わらせ方にも言及していて、その答えは「反射をやめる」です。
極端に捉える傾向の強い方は、我慢して黙る、耐えると解釈するかもしれませんが、そうではありません。
反射をやめるという行動は、無抵抗になることではありません。
物理の世界にはニュートンの第一法則(慣性の法則)があります。
動いているものは、外から力が加わらない限り、同じ方向へ進み続けます。
心の反射も同じで、一度始まると惰性で続きやすく、止めない限り次の反射を呼びやすい。
だから必要なのは、反射に向かう力と同程度の逆向きの力を、自分の内側に当てていくことです。
ニュートンの第二法則(F=ma)の言葉で言えば、合力をゼロに近づけていくことです。
力のつり合い(合力ゼロ)が生まれると、反射の加速は止まり、勢いは弱まっていきます。
同程度の力で押し返して打ち消す。
これは、相手へ押し返すという意味ではありません。
相手に返すための力を、自分を守る力へ変換することです。
- 言い返す代わりに、一呼吸置く
- 攻撃する代わりに、距離を取る
- 決着を取りに行く代わりに、境界線を引く
- 必要なら、記録したり第三者を入れる
こうして報復、反射の回廊から抜け出ることは、負けではありません。
むしろ、自分の軸を取り戻す強さです。






