【向上心 vs 野心】挑戦の分かれ道 | 空海のメッセージ集

向上心 vs 野心 挑戦の分かれ道

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

今回は「野心、批判、平和のための闘争」について、私がアセンデッドマスターの空海から受け取ったスピリチュアルメッセージをご紹介します。

野心も批判も闘争も身近に感じる方が多いと思いますが、非常に注意が必要な気持ちと行動です。

向上心が野心に変貌する理由

アセンデッドマスター・空海のスピリチュアルメッセージ

人は上がりたがります。

それは向上心から来るものであり、更に学びたいという意思の表れです。

しかし、向上心は厄介な変化も生み出します。


それが「野心」です。


向上心は時として、誰よりも勝りたいという強い欲から「野心」に変貌し、野心に囚われた人は、自らが向上するのではなく、周囲を自分よりも下げようと努めます。


野心では上がることはできません。


今どのような行動をしていたとしても、自分の立ち位置も景色も変わっていないことに気づくときがくるでしょう。

その点に気づいたとき、改めて学ぶための向上心が生まれます。

そしてまた繰り返しが起こり、再度、野心に染まるかどうか選択に迫られるのです。


あなたにも向上心があります。

純粋な学ぶ意志を育む選択を繰り返し、周囲と共に向上する道を選ぶことです。

批判がもたらす結果

アセンデッドマスター・空海のスピリチュアルメッセージ

どんなことにも批判はあります。

宗教、文化、性別、性格など、自分と他との間には違いがあり過ぎるからです。


違いを山ほど体験し続けると、自分を護るために自己を肯定したくなり、自分を優位に立たせたい気持ちが生まれ、他を批判する行為が生まれます。

これは相手を下に見る谷底を創る行為であり、自分を上にする山を創る行為です。


山に上ることと下ることが楽ではないように、批判をすると、周囲が荒れて思い通りに進めずに自分が疲れる結果になるのです。


批判とは逆に、凹凸おうとつを生み出さないものもあります。

それが中庸です。

例えどのような批判があなたに届いたとしても、受け入れてしまうのです。


相手の谷底を創る行為を受け入れれば、谷底は生まれません。

そしてあなたも仕返しのような批判はしないことです。


平穏で進みやすい道を歩みたいと思うなら、自ら目の前に広がる凹凸を整地する気持ちを持つのです。

他人の整地を待っていてもそれはあなたの整地にはなりません。

平和のための闘争と次なる時代

アセンデッドマスター・空海のスピリチュアルメッセージ

この世界を平和にしたい。

自分の心を平和にしたい。

そのように思うのは自然なことで、人の多くはその目的のためにこの世にいます。


私も多くの平和への模索を見てきましたが、闘争を用いる方法が今も昔も多く試されています。

「平和のためには戦わなければならない」という言葉とともに、闘争が利用されているのです。


しかし、闘争から生まれるのは一時の優であり、瞬間的な平和です。

勝敗の色濃い物事には闘争心が掻き立てられ、そこにこそ平和があると思うようになっているのです。


そのような闘争による平和を創り出すと、「乱れ」も生み出します。

なぜかわかりますか?

闘争は、乱れという道具を使って平和を生み出すからです。


あまりにも多くの闘争が行われてきたため、人は闘争で生まれた一瞬の平和を成功だと感じている人も多くいますが、今までを恥じる必要はありません。

今までの体験は新たな平和を模索するために必要な一片であるということ。

その一片から、闘争を利用せずに平和を生み出す方法を模索するのです。


平和というものは、妥協と歩み寄りからも創られます。

自ら闘争というものを手放して相手に歩み寄ったときに、その意味を知るでしょう。

おわりに

ここから再びスピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

メッセージはいかがでしたでしょうか?

どんな感情や感覚にも意味があり、その意味は良くも悪くも解釈することが出来ます。今回の空海からのメッセージは今までの価値観とは違う感覚を味わった方も多いのではないでしょうか。

湧き上がる向上心が自分の中にあることに気づくことが第一歩、これは地球で生きている限り必ずあるものです。そして、自分の周りの凹凸を整地する意識である中庸を意識します。すると、自分の心が穏やかになり、その心が周囲を穏やかにする力を持つようになります。