【スピリチュアルな進化の道しるべ】モーセのスピリチュアルメッセージ

スピリチュアルな進化の道しるべ モーセの教えから学ぶ

スピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

今回は聖書にも登場しているアセンデッドマスターのモーセから受け取ったスピリチュアルメッセージをご紹介します。

彼は「継続は力」というテーマで私たちをサポートしてくれていて、私たちの心の成長を見守ってくれる存在とも言えます。

心の狭さは視野の狭さ

アセンデッドマスター・モーセのスピリチュアルメッセージ

狭さを感じることは大変良いことです。

今ある世界を広げるためのきっかけを捉えたのですから、夜明けが近いことを意味します。だからと言って「狭さ」ばかりを探してはいけません。

なぜなら、それ自体はそのまま視野を狭くしてしまう行為となるからです。

矛盾しているようですが、矛盾はしていません。

狭さは全体が見えていなければ気がつかないからです。「木を見て森を見ず」ということわざのような状態に陥っていることに自ら気づくことで自分の視野が狭いことに気づけるのです。

他人がどれだけ言ってもやっても本人が気づかなければ何の役にも立たないのです。


あなたの中にある、現在の常識が新しいものに書き換わり、新しい全体が生まれます。

このきっかけが世の狭さを感じるということなのです。

全体が見えていると、その全体が広くなると言いました。

この仕組みを知っている人はどのような人になるでしょうか?

小さなことで右往左往する人ではなく、全体を見て次の手を考えているように見える人になります。


視野が狭く右往左往すると感情も安定しません。

それが心が狭いという状態です。

心を広くしたいと思うなら、今ある全てを見渡して把握することです。

そうすれば、自分の視野の狭さに気づくことができるでしょう。

チェスのコマ

競争と優劣

アセンデッドマスター・モーセのスピリチュアルメッセージ

もし、あなたが競争の中で先頭に立ったとしても、単にその順番があなたに回ってきただけなのです。

その逆も同じことが言えるのですから、今のあなたが劣っているわけでもなく、優れているわけでもありません。

順番は自然に守られるようになっているのです。競争の中で、劣っているところがあるとするならば、優れているところが必ずあります。

ここまでは他人と比較をしている競争のお話です。


もう一つの順番は、今のあなたが常に先頭に立つことが約束されています。

それは、「過去のあなたと比べる」ということです。

過去のあなたは、今のあなたより劣っています

なぜなら、生きている限り、学び続けているからです。

数分前のあなたはこのメッセージを読んでいません。その過去のあなたと比較をすれば、このメッセージを読み、理解しようとしている今のあなたの方が先頭です。

あなたは常に先頭に立っています。

過去の自分を追い抜いて、今に生きているのです。

この順番も自然に守られるようになっているのです。

入れ替わることはありません。

違いは成長をうながす

アセンデッドマスター・モーセのスピリチュアルメッセージ

あなたが何かを成そうとしたとき、賛同する者がいれば反対する者が現れます。

それはなぜでしょう?

あなたを困らせるためでしょうか。

それは1つの結果で、本質は違うところにあります。

思惑が違っているのです。

ある人は肉が欲しいと言い、またある人は水が欲しいと言っている中で、あなたは草原へ肉を求めて出掛ければ水が欲しいという人に反対され、小川へ行けば肉が欲しいという人に反対されるのです。

このようにあなたを困らせるためでなく、それぞれの思惑が違うだけなのです。

思惑が違うだけのことですから、いちいち腹を立てたり、罪悪感を貯め込む必要はありません。

どんな人との間でも思惑は違うものです。

違いと向き合った人は、違いを知り、学び、気づきます。

違いによって人は成長することができるのです。

思惑の違いが自分を成長させる糧であると知ったのなら、目の前の思惑の違いも喜んで受け取ることが出来るでしょう。違いは美しいものです。

板挟みは天罰ではない

アセンデッドマスター・モーセのスピリチュアルメッセージ

板挟みを恐れてはいけません。

なぜならば、その先に真実が待っているからです。

片方の言い分だけでは、例外なくどんな物事でも偏りが起こります。それは真実とは言えない産物であり、どちらかが勝り、どちらかが負けます。

真実というものは勝ち負けというような2極性を超えた先にあるもであり、どちらも意味のあるものと気づける状態を言います。

まずは片方の言い分に耳を傾けましょう。

そこでは相手の問題点を聞き出すことに専念しなければなりません。

冷静に情報を集めることが真実に向かうための近道なのです。

そして、もう片方の言い分にも同じ態度で接してください。

これで全ての情報が揃うことになります。


先にも伝えましたが、片方の言い分だけでは偏った思考となります。

これを忘れてはいけません。

必ずもう一方にも、しなければならない正当な理由があると覚えておいてください。

もしそれを忘れてしまったら、あなたの思考は自然に偏っていきます。

初めはそれでも問題なく過ごせるでしょう。しかし、状況が変化して「板挟み」が起こるようになります。

これは天罰ではありません。

あなたの両方の言い分を聞きたいという意識がその状況を起こすのです。

いつまでも天罰などと他責にしてばかりいることをやめて、両方の言い分に耳を傾けてください。

天秤

俯瞰と局所のバランス

アセンデッドマスター・モーセのスピリチュアルメッセージ

人は歩き進むとき、どこを見ているか知っていますか?

自分自身が歩いているときを思い出せばそれを知ることができるでしょう。

ある人は前を見て歩くと答え、ある人は下を見て歩くと答える。

これが「局所的」な物の見方の例えです。

しかし、局所的なことは良くないことなのでしょうか?

そんなことはありません。

局所的なのは至極当然のこと、歩くという行動を成立させるために注意を払っているだけなのです。もし、歩くという行動の最中に他のことを考えていると、人にぶつかったり、つまずいたりと、問題が発生することでしょう。

何らかの行動の最中は、どんな人であっても局所的な捉え方をするのです。

俯瞰はもちろん多くの気づきを促しますが、そればかりでは足りないのです。

あなたはどんな行動をしている最中でしょうか?

局所的な捉え方を罰する必要はなく、自分の何らかの行動に目を向けてみてください。

無理せずに協力する方法

アセンデッドマスター・モーセのスピリチュアルメッセージ

布1枚では水はすくえません。しかし、布を何枚も重ねることで布であっても水をすくうことが出来るのです。目の前にある難所を突破する方法も、ただ突撃するだけではなく、向き合い続ければ他に方法が見えて来るものです。

人ひとりの力では動かない岩も、大勢の人の力を使えば動かすことができます。

布を重ねること、時間を重ねること、力を重ねること、全て「重ねる」という点が共通しているお話です。

人は無理すれば普段の力以上の力を発揮することができますが、それは九死に一生の最後の切り札としか利用できません。

それを期待しても仕方がないということです。

ただただ無理をするのではなく、重ねることを意識してみてください。

今まで難しいと思っていた事が「いとも簡単に」とはいかないかもしれませんが、「無理だ」と思っていたものに光が射すでしょう。

手と手を取合う

おわりに

ここから再びスピリチュアルカウンセラーのTomokatsuです。

モーセさんのメッセージはいかがでしたでしょうか?

現状をしっかりと見つめ、その中から自分の成長しているところを見つける方法をご理解いただけたでしょうか。

「誰一人として停滞や後退をしている人はいない。」

このようにモーセは伝えています。

他人と比較をして心を痛めている方もいると思いますが、比較をしたければ過去の自分と比較を楽しんでください。痛みからではなく、楽しみの中から成長を見つけましょう。