「継続は力」と言いますが・・・
アセンデッドマスター・モーセ曰く、

物事は継続によって成される。
「継続は力なり」
アセンデッドマスターのモーセさんはコツコツと継続することで偉業を成し遂げた人なので、このようなメッセージをよく受け取ります。
他にも小さい頃から両親や学校の先生たちからも良く聞かされた記憶がある「継続は力なり」ですが・・・
本当に継続は力なのでしょうか?
今回はチャネラー兼スピリチュアルカウンセラーであるTomokatsuの視点でこの「継続」について解説します。
継続すれば熟練度は確実に上がる
継続は確かに力になります。
それはどんなものであってもです。
アレルギーはアレルギーの原因となる物質をショック症状が出ない程度に少量ずつ取り入れ続けると、いずれ抗体が生み出されて平気になります。
日本語しか話せない人であっても、他言語の世界に身を置くことでその言葉でやり取りできるようになります。
人は生きる環境に順応する力がありますから、継続し続ければ自然に熟練度が上がって成長することが出来ます。
だからと言って何でもかんでも継続し続ければ良いということではないと私は思うのです。
苦手なものは苦手で良い
継続は力ではありますが、過度にストレスを感じるものは継続すべきではありません。
先程のアレルギーを克服するメカニズムであっても、過度なストレスはアナフィラキシーショックとなって非常に危険ですし、会社などの仕事も遣り甲斐よりもストレスが上回ると様々な精神疾患の原因になります。
慣れる前に自分が潰れてしまう可能性があるのです。
過度なストレスを感じてしまうものはとりあえず後回しにして保留としてしまいましょう。
後回し、保留はダメなこと?
「自分にとって何が大切なのか?」を考えてみましょう。
確かに後回しや保留は解決したとは言えません。
しかし、継続することで過度なストレスを味わい続けるよりはマシです。
心身共に健康な状態になった時、後回しにしたことを少しずつ取り組んで解決していくことを選択してみてください。
もちろん、いつまでも後回しや保留し続けることはできません。
後回しはダムに水が溜まり続けているような状態ですから、いつかは放水してダムの水かさを減らさなければなりません。
充分に力がついたら意外と簡単?
人は成長し続けています。
子どもの頃は力が弱く開けることが出来なかった蓋も大人になればいとも簡単に開けることが出来ます。
後回しにしたものは後に回せば回すほど解決方法の糸口が見つかりやすくなります。
諦めるという選択によって解決することも出来るようになります。
昔は捨てることが出来ないと思って大切にしていたものであっても、数年経って改めて見直すと捨てることが出来るという具合です。
何でも自分で「今」取り組まなくても大丈夫なのです。
できるものを継続する「継続は力」を見つけてみましょう。