願いを大地と共に叶える
金龍のアーロンからのメッセージ
大地は願いを叶えるための器である。
この器がしっかりと作れている者が願いを叶えている者となる。
「選ばれた」とか「選ばれる」というものではないということを忘れてはならない。
どんな状況であっても器がしっかりとしていれば願いは叶う。
今日は器の再確認、自分の器を検める技を伝えようと思う。
まずは心を落ち着かせるために深呼吸を繰り返す。
人間は古くから普段よりも息を長く吸い、長く吐き出すことで落ち着くことを知っている。
実のところ、人間以外の動物たちは普段から深呼吸と同じ状態であり、非常に落ち着いている。
一方、人間は日常的に活動することを望んだために深呼吸を止めて、今の浅い呼吸を普段利用している。
動物たちに倣えば、自然に深呼吸を思い出すことができることも忘れてはならない。
落ち着きを感じたら、大地を感じていく。
わざわざ外に出て庭の芝生を裸足で踏む必要はない。
人間は大地の上で生きている。
横になっていても、立っていても大地と共にあるということ。
どんなものでも大地を想像できれば良いということだ。
大地を想像したら、その大地と繋がっていく。
繋がることは難しいことではない。
自分が大地となったような気になってみることだ。
自分が土となり、その上には草や木が茂り、その下には水脈があり水が絶え間なく流れている。
更に深くまで行けば、大地は熱を帯び、水は沸騰するだろう。
大地との繋がりを十二分に感じたとき、自分の願いを検めることができる。
心は穏やかでありながら、ありたい姿、今の人生の目的がはっきりと見えて来るだろう。
壮大なものを探す必要はない。
明日の元気な姿でも十分な願いの器であると言える。
ここでしっかりと確認し、その器の存在を忘れてはならない。
忘れた瞬間にその器は後回しとなってどこかに仕舞われてしまうからだ。
願いの器を手元に置いておくことが器を検めた後にすべきことである。