心が澄んでいれば十分なのだ
金龍アーロンからのメッセージ
龍に好かれたいと思うなら、まずは自分の心を観察しなければならない。
自分の家に客人を招くことを考えてみるとその意味が分かる。
招く状況を創り出す前に、「招くことのできる状況」を創り出しているはずだ。
部屋の片づけや食事の準備、客人の好みを事前に把握したりと事前に整える作業をしている。
これらを「龍に好かれる」「龍を招く」というものに置き換えるとどうか?
そこにはどのような整えが必要となるか考えてみる事だ。
そこで見えて来るものが自分の心なのだ。
自分の心を整えなければ、目に見えぬものは招くことは出来ない。
招き入れることは容易いことで「来てくれ」と願うだけでその願いに従い目に見えぬものたちはやって来るだろう。
しかし、お主の心が整っていないと招いていることも、そこに来ていることも分からないのだ。
分からなければ詰まるところ「招いていない」と思うだろう。
心の整えとは信頼のことを言う。
全てを信頼するというのは何れすれば良いこととして、まずは招く客人だけで良いので信頼する。
信頼というものは、安心して委ねられることに近いと心得よ。
客人を招いておきながら、恐れたり、怯えたりするのは信頼とは言えない。
客人を客人として扱わない横柄な態度もまた信頼とは言えない。
龍が人の心の状態を測り、好き嫌いをしていると思うのは信頼していないことと同意。
先に伝えた通り、招き入れることは容易い。
どんな人の元にも龍は招かれれば分別なく招かれる。
重要なのは龍が来ているとお主が心から信頼し、招き入れるための準備が整うことなのだ。