真似ることは相手の人生を称える行為
銀龍のミタからのメッセージ
どんなものでも「真似る」という行為ができる時代です。
しかし、この真似をする行為を勘違いされている方がいるのです。
赤ちゃんは近くにいる人間の行動を真似するしながら成長しています。
人間の大元には他を参考にする「真似」という機能が備わっているのです。
ではなぜ「真似」をするのでしょうか?
それが成長の近道だからです。
人の向上心は自然に効率性を求めています。
「どのようにすればスムーズに成長することができるのか?」
ということを常に考え続けているのです。
その選択肢の中に人間の大元にある「真似する」というものがあるだけのこと。
真似ることは非常にスムーズな成長の流れを生み出す行為です。
しかし、真似される側がそれを拒む場合があります。
その技術が真似されることで自身の仕事が取られてしまうと懸念しているのでしょう。
もし、真似されることに憤りを感じるならば考え方を改める機会が来ていると捉えてください。
「真似される」ことはあなたの技術が人生の近道として選ばれたこと
このように捉えることができるのです。
一方、真似する側もその技術を自身の人生の近道として選んだわけですから、真似する対象には敬意を払わなければなりません。
「踏み台」などという捉え方をしてはいけないということです。
自分の人生に近道を教えてくれた師ですから、礼に始まり礼に終わる意識を忘れてはなりません。