足元を見続けると目的を見失う
アセンデッドマスター・モーセからのメッセージ
足場の悪い道を歩くとき、足元に注意しながら歩きます。
それは至極当然で、転んで怪我をしたら進むことができなくなってしまうからです。
でもここで考えてみてください。
なぜ歩いているのでしょうか?
足場の悪い場所を進むために歩いているわけではありません。
その先にある目的の地に向かって歩いているはずなのです。
しかし、今の世は目的の地に向かっているはずなのに、足元ばかりに目を向け続けています。
安全に歩き続ける事だけを考えているという世界なのです。
それはそれで良いでしょう。転んで怪我をせずに歩き進むことができるのです。
それが人生・・・なのでしょうか?
何のために生きているのかと考えると、それは成長のためであると言えます。
成長は様々な目的を達成することで感じられるものなのです。
今のあなたはどの場所にいるのでしょう?
立ち止まり、周りを見渡して見てください。
普段行っていない行為だとするなら、新鮮な感覚と風景が広がっているかもしれません。
その先に目的の地が見えているでしょうか。
今の足元の道はどこまで続いているでしょうか。
一緒に旅を続けてくれている人たちの表情はどうでしょうか。
水や食料は十分にあるでしょうか。
確認すべきことがたくさんあることに気づくでしょう。
見渡すことはとても重要なのです。
足元の靴紐を眺め続けて進むのも安全、安心を生み出すきっかけとなりますが、周りを見渡しても同様にそのきっかけが得られます。
そして、周りを見渡すと周囲の助けを得ることもできますし、あなたが助けることもできるのです。
あなたが行いたいことは周囲を見渡した先にあるものなのかもしれません。
顔を上げて、周りを見てみましょう。
そんなに世界は鬱々としていないと気づくでしょう。