その地の決まりと対話する
アセンデッドマスター・空海からのメッセージ
どんなものでも同じ方向を向き続けることはできません。
自然と違う方向が気になってしまうのです。
これは向上心によるもので、「自分を更に良くしよう」とする鍛錬の意識がそのようにさせます。
この向上心が時として、定められた決まりへ向けられることがあります。
「決まりを打ち破る」「決まりを打ち破りたい」というような意識となってそれが起こります。
人が決めたものは時間の長短はありますが、必ず打ち破られる時が来ます。
人に寿命があるように、創ったものにも寿命があり、永遠ではないからです。
その感覚は皆も味わったことがあるでしょう。
ここで、あなたは「あなたの心」との対話をします。
決まりはいつか打ち破られます。
それを待つことができるでしょうか?
この答えが「待つ」と言うならば、その決まりの中に身を置いて過ごすことが得策となります。
この答えが「待てない」と言うならば、その決まりの中に身を置かないことが得策となります。
「待てない」ならば、「身を置かない」ということです。
なんでもかんでも、「あなたが打ち破ること」ではないことを忘れてはなりません。
そこにあなたが身を置かなければ、打ち破る必要はないとも言えます。
いずれ打ち破られるものに、あなたの魂を削る必要はないのです。
自由を生きなさい。
自由を考えなさい。