2極のままでその先を知らなくてはなりません
アセンデッドマスター・ソロモンからのメッセージ
人類が文明を持ち、育んできたころから、「統合」という言葉は生み出されています。
「統合」はとても歴史のある言葉なのです。
その「統合」を目指し続けた人類は、ある時は自らが神になろうとし、ある時は神に出会おうとし、ある時は神を倒そうとし、ある時は神と一体になろうとしていました。
人類は神という「自分とは違うもの」を創造し続けているのです。
現代においては、神という信仰は薄れているかもしれませんが、肌身離さず大切にしているもの、何をするにも一つの概念を礎としている思考を持っています。
これが現代における神というものの代用です。
人類がいる世界は2極性の世界ですから、この先に見る「統合」も2極性があるように見えます。2極性のない統合をどれだけ目を凝らして見ようとしても見ることはできないのです。
2極性のない統合を仮定することはできます。哲学や理論、概念というものは机上で行えるものですから、いくらでも仮定ができるからです。
あなたは2極性のある世界から、机上での仮定ではなく、現実としての「統合」を考え、それに向かわなければなりません。
先に伝えたように完全な統合は創造できないですから、必ずどこかに2極性を感じてしまうところが見えてきます。
それも2極性のある世界ならではの面白いところなのです。
あなたの目から見る「統合」を味わい、多くの人に伝えてください。