不殺生の教えを説く
アセンデッドマスター・ブッダからのメッセージ
仏の教えとして「不殺生戒」があります。
これは「不要な殺生をしてはならない」という意味です。
必要であればそのものの命を奪い、自らの糧として良いという教えなのです。
人により『必要であれば』という部分の解釈に違いがあるために、動物の殺生を禁じたり、植物の殺生を禁じたりするのです。
重要なのは、解釈の違いではなく、「何を必要としているのか?」です。
例えば、魚を取り売ることを生計としているなら、その人にとって魚は不殺生とはなりません。その魚の肝だけが必要でそれ以外を海に捨てたとしても同じ解釈です。
家畜であっても同じく生計としているなら必要な殺生なのです。
空気中や動物や虫を媒介する病原体は、自身の生命を脅かすものであれば、人の身体は自然治癒の力によって、排出したり、分解したりするでしょう。これも必要な殺生なのです。
他人の不殺生を指摘する人たちがいますが、その人は何を必要としているのでしょうか?
「何を必要としているのか?」を自らの目で確認するのです。
そして、自分でそれを不殺生とするか選ぶのです。