新型コロナウイルス(COVID-19)のオーバーシュート(爆発的に感染患者が増える状況)、ロックダウン(都市封鎖)、パンデミックが近いという情報が伝えられています。
日本では、2020年2月のクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」の乗客・クルーの隔離のニュースから連日大きく報道されていますが、一連の出来事について、他人事として捉えたり、誰かのせいで起こったと捉えてはいけません。
明日は我が身
ということを忘れずに、自分への気づきのきっかけを見つけましょう。
先にお断りしておきますが、私はカウンセラーであり、医師でも政治家でもありませんので、治療法や国政に関することには触れません。
想定外の事態に陥ったとき、
普段どれだけ自分を見つめていたかが表れる
まずはじめに、「隔離」という状況がセンセーショナルだったダイヤモンドプリンセスの件から見ていきましょう。
ダイヤモンドプリンセスの一件は、クルーズ会社から見ても、乗客やクルー、港の関係者などから見ても、想定外の出来事でした。
普段から、何でもかんでも「あれが悪いから・・・」「これのせいで・・・」「あの人のせいで・・・」と思ったり発言したりしていると、ダイヤモンドプリンセスの隔離のような想定外の自体が起こっても、『他人の責任にして非難をする』ということをしてしまいます。
ダイヤモンドプリンセスのニュースを聞いて、「あれが悪いから・・・」「これのせいで・・・」ということを思ったことはありませんか?
このように思った事があると、自分が希望する生き方・生活の実現が難しくなってしまいます。そのように思うということは、気づきのきっかけをうまく利用できていないということだからです。
しかし、他人の責任だと思っていたとしても悲観する必要はありません。
そう思っていた自分自身に気づくことができれば、変えることができるからです。
自分自身の生き方を考え、行動することができるように自分を変えられるということです。希望する生き方・生活に近づくことができます。
ダイヤモンドプリンセスについて

私はダイヤモンドプリンセスの乗客やクルーではなかったし・・・
そういう声が聞こえて来そうです。
そのような方は、もっと俯瞰して、広い視野でこの事象を見てみましょう。
「ダイヤモンドプリンセスのような「想定外なこと」が起こったとき、私はどのように行動するか?」「船に乗らないにしても、『隔離』の状態になったときどうするか?」を考えることができます。
東日本大震災のときもそうでしたが、想定外だとされていた事象は人生の中で起こります。
動揺、不安を自分の中で解決する方法
新型コロナウイルスの感染拡大、「オーバーシュート、ロックダウン、パンデミックが近い」という情報を見聞きしたとき、漠然とした不安や恐怖を感じている方も多いと思います。
もし、その不安や恐怖を弱めたいと思うならばこれから紹介することを実践してみてください。解決するきっかけを見つけることができるでしょう。
ただし、完全に解決するとか、完全に取り除くという極端な捉え方はしないでください。「完全に無くしたい」というように極端に考えていると、それはいつまでもそこに留まり続けます。
「無くす」という執着になってしまい、無くなることがありません。
何が怖いのか?
漠然としたままの恐怖では、手の施しようがありません。
喉が痛いのか、歯が痛いのか、お腹が痛いのか、自分の痛みの場所を知るように、自分が感じている恐怖の元を探してみましょう。
自分に問いかけ、紙に書いたり、声に出しても良いでしょう。
とにかく探っていくことが重要です。
どうしたいのか?
次のステップは、「動揺していること、不安を感じていることに向き合ったとき、あなたはそれらをどうしたいと思っているか」を知ることです。
動揺したり、不安を感じたりしている人々には、2つのグループがあります。
- 動揺していること、不安を感じていることをアピールしたい方
- 自身の動揺や不安を弱めたい方
前者のアピールしたい方の場合は、いわゆる「不幸を自慢している」状態です。自慢した瞬間は充足感を得られますが、根本的なものを解決しないので状況が繰り返し続けます。
繰り返しが起こっているような気がしている方は、改めて自分自身を省みて「自身の動揺や不安を弱める」という意識を持ってみてください。
後者のグループだと思った方は、引き続きこの意識を持ち続け「歩み寄り」を実践してください。
相手との歩み寄りを前提にした要求
自分だけ、自分の家族だけ、自分の大切な人のことだけを考え、その他の人を精神的・肉体的に追い詰める要求をすることは、「何も変わらない」という現状をもたらします。自分以外を鑑みない人は自分以外から大切にされないので、何かを要求してもそれが実現しないのです。
他人との「歩み寄り」が重要です。普段の生活の中で歩み寄りをしていない方が想定外の事態に陥ったときに、出来るとは考えにくいです。
ですから、普段の生活の中であっても「歩み寄り」を考慮した生活を心がけてみましょう。
歩み寄る方法は数多くありますが、簡単な方法としては、
「自分の要求を俯瞰して眺め、譲歩しても良い点を見つける」
という頭の体操をしてみてください。
この頭の体操を繰り返し行うことで、いつの間にか「歩み寄り上手」になります。
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