憂鬱の味を知るための雨
エササニの存在からのメッセージ
心にぽっかりと穴が開いたような、思うように力が出ない状態を体験したことがあるでしょう。
それが「憂鬱」です。
誰もが憂鬱を体験しますが、その逆の「力がみなぎる状態」も体験したことがあります。
憂鬱を雨だとするなら、その雨によって晴れた状態を爽快と感じるのです。
このような声が聞こえます。
「私の方が憂鬱だ。」
非常に面白い意見ですが、先ほど例えたように、雨は誰の世界でも降ります。
それも平等に降り注いています。
あなたの目の前や頭の上だけに雨が降っているわけではありません。
そのような中で「自分だけが○○だ」と感じるのは、自己顕示欲、自分を示したいという思いがあるからです。
これを手放せと言っているのではありません。
地球人の思考では、自然に起こることの1つですから手放す必要はないのです。
しかしながら、ずっと憂鬱に浸り続ける必要もありません。
雨が数ヶ月間降り続けるような状況は地球のルールにありませんから、憂鬱という雨もまた、降り続けることはないのです。
まずは、あなたなりの雨に濡れない方法を考えてください。
傘をさす、カッパを着る、カフェなどの建物の中で過ごすなどの、あなたなりの良案が思い浮かんだと思います。
憂鬱から抜け出すこともこのように考えれば良いのです。
わざわざ雨の中を寒い寒いと言いながら歩く必要はありません。
憂鬱の雨が降っている時の過ごし方を考えてみる機会が訪れています。