価値観で生み出される「正すべきもの」
大天使ミカエルからのメッセージ
一辺倒な考え方から抜けてみましょう。
例えば、このようなことです。
・自分の価値観だけで世の中を見ていること
・特定の人が言っていることだけを受け入れること
自分の価値観は自分を形成するために大切ではありますが形成することばかりに注力し続けると、初めは地面に線を引いていたものが、低木になり、柵になり、石壁となり、城壁という具合に堅牢なものになり、自分の価値観以外を受け入れることができなくなります。
特定の人だけが言っていることだけを受け入れるというのも、その言葉を結果として自分の価値観として挿げ替えることになりますから、同様にその価値観以外受け入れられなくなります。
世間、世界はなぜ対立し合っているのでしょうか?
それは自らの価値観しか受け入れられない状況にあるからです。
自分の価値観で物事を見たときに「正すべきもの」があると感じるからなのです。
対立し合っている模様を俯瞰してみると単に「お互いの価値観がぶつかり合っているだけ」であることが分かるでしょう。
どちらが正しい、正しくないということではないのです。
改めて、あなたの価値観を見てみましょう。
あなたの一辺倒な価値観によって対立が起こっていることに気づくでしょうか?
気づくことができたなら、相手の価値観を知る準備を始めましょう。
一辺倒な考え方、価値観の対立を緩和していくために必要な準備となります。
相手の価値観であなたを見たとき、
あなたの何が「正すべきもの」と認識されるのでしょうか?
「私は正しい、間違っていない」というのは、あなたの価値観です。
あなたの価値観ではなく、相手の価値観で自分を俯瞰して見るのです。